
毎日仕事に家事に生きるのって大変。。
今の日本で幸せに生きるとかハードすぎないか…
こんな感じて日々モヤモヤしてどうしていいかわからず悩んでいないでしょうか?
僕は毎日こう思いながらなんとか生きています。
幸せの形や感じ方は人それぞれですが、うつ病を経験した僕が思う1度しかない人生を、少しでも幸せなものにするための方法をまとめました。
✔️この記事でわかること
- 一度しかない人生を後悔しない生き方
- 心の安定させる3つの方法
- うつ病で働けなくなってしまった方へ
ひとつずつ解説していきます。
一度しかない人生を後悔しない生き方
【人生の主役は自分】
僕はうつ病になるまでずっと「世のため人のため」的な思考で人生を生きてきました。
会社、友達、家族、全て誰かのために行動し、自分の気持ちはいつも後回しでした。
例えやりたくないような嫌なことがあっても嫌われるのが怖くて、自分さえ我慢していればうまく回る、みんな喜んでくれる、とその一心で生きてきましたが、それが間違いだったとうつ病を経験して気づきました。
この気づきに出会うまで、とにかく頑張っても頑張っても幸せという感覚がわからず、ずっとモヤモヤしていたと思います。
理由は簡単で、自分の幸せを無視して他人のために全ての労力を使っていたからですね。
常に自分の人生の主役は自分なんだと、意識的に心へ問いかける必要があります。
人のためだけに時間を使っていては、幸せにはなれません。
人のために時間を使える人は、すでに時間にもお金にも余裕がある人だけです。
まずは自分が幸せになれる努力が必要だと考えます。
「幸せってなに?」を考える
幸せについて考えたことありますか?
僕はずっと考えてきたけど、何が幸せかわからなくてモヤモヤしていました。
そして考えて考えて、自分なりの結論に達しました。
幸せとは、心が安定している状態のことで、どれだけお金があって、買いたい物を買えたとしても、心が不安定でストレスフルだと人生は不幸だということです。
20代の頃は、
- あの車に乗りたい
- あの時計が欲しい
- あのマンションに住みたい
- お金欲しい
こんな感情ばかりが頭の中を埋め尽くしていて、これらを達成しないと一人前じゃない、経済的に余裕がないと結婚も出来ない。
自分には価値が無いとすら思ってしまう時もありました。
うつ病を発症して苦しいこともたくさんあった中、ようやくこの事に気づきました。
子供や家族の幸せを願うなら、まずは自分の心の安定を最優先にすべきだということは間違いありません。
やりたい事は全部やる

「あの時やっておけばよかった」
この気持ちになってしまう回数を人生からできる限り減らしていかなければいけません。
後悔しながら生きるのは、地獄の中を生きるのと同じくらい苦しい事です。
なぜなら、過ぎ去った時間だけはもう2度と戻ってきません。
お金は後から取り戻す事はできても、20代や30代という働き盛りの身体が動く時間って過ぎてしまったら戻って来ないです。
心を安定させる3つの方法
他人の時間を生きない
他人の時間を生きないためには、嫌だと思うことは嫌われてもいいので勇気を持って断りましょう。
仕事でも自分の業務範囲でなければ、頼みごとなども遠慮なく断りましょう。
あなたが普段からお世話になっている上司や先輩からの依頼であれば受けてもいいですが、線引きだけはしっかりしておきましょう。
嫌われるのをビビって頼みごとを聞いていると、相手から何でも聞いてくれる都合のいい人認定されてしまい、この先もずっといいように使われて他人の時間を生きる事になります。
1度勇気を持って断ってしまえば、すぐに周りにも知れ渡りかなりの効果が見込めます。
嫌われる勇気を持ってください。
気乗りしないものは極力スルーでOK
自分の気持ちに正直に生きましょう。
誘われたからなんとなく行ってる飲み会やランチ、ショッピングやカフェなど心当たりありませんか?
これからは本当に自分が行きたいと思った誘いにだけ行くようにしてください。
断ったら相手にどう思われるかな…という感情は不要です。本当の友人ならそんな事で離れていったりしませんから。
そして自分の気分が乗らない場合も極力行かない方がいいでしょう。
正直今日は気分が乗らない。行きたくないなと思っているとどこかで相手に伝わります。
そんな状態で遊びに行くのは相手にとっても失礼になるので、正直に「また今度」でOKです。
笑顔になれるワクワクする事を探す
- やりがいのあるワクワクする仕事を見つける
- 最高の彼氏・彼女を作って恋愛を楽しむ
- 子供との時間をたくさん取って一緒に遊ぶ
自分にとってワクワクすることって何でしょうか?
とにかく自分のための時間を目一杯使いましょう。
将来の準備や蓄えは確かに必要ですが、今しか出来ないことにも目を向けて、体験にもお金を使い経験や思い出をたくさん作る事も人生を充実に幸せにするためには必須かなと今なら感じます。
それが結果的にあなたの周りも幸せにする方法になるんだと思います。
うつ病で働けなくなってしまった方へ
うつ症状専門の就労移行支援
うつ病で会社を退職せざるを得なくなってしまった方へ、うつ病専門の就労移行支援をご存知でしょうか?
うつ病のようなメンタルに不安を抱える方に向けて、再就職をサポートしてくれるサービスがあります。ただでさえかなりのエネルギーを使う就職活動を、うつを抱えた状態で乗り越えるのは至難の技ですよね。。
うつ病専門の就労移行支援では、うつ病を専門に扱っているのでサポートから就労プログラムまで、利用者の不安を先回りして準備してくれていて、心強い味方になってくれます。
利用者は無料で使えるのも安心ですし、受け入れる企業側もうつに理解がある企業になっているので、うつ病だということを隠す必要もなければ、無理して背伸びする必要もありません。
ありのままの自分を受け入れてくれる会社を探すにはいい環境になります。
うつ症状専門の就労移行支援【atGPジョブトレ うつ症状コース】でもう一度動き出すきっかけにしてみてください。
体調のタイミングもあると思うので、無理はせず「できそうなら」で全然OKです。
自分の心に正直に判断してみてくださいね。
退職後のお金の不安を解消する制度まとめ
僕は退職�てこれらの制度を使いました。傷病手当金と失業保険でしたが結構な金額をもらえますし、お金は心の安定に不可欠なものです。
全て自分から申請しないともらえないので、知っていないと誰も教えてくれません。。
【自立支援給付による精神通院医療】
2013年から施行されている、障害者総合支援法の自立支援給付という制度は、通院による精神医療を継続的に要する病状を持つ人に対して自立支援医療費を支給する制度です。
この給付を受けるには市町村の福祉関係窓口で申請書をもらい、記入・提出します。その際、医者の診断書や障害年金の受給証明書などが必要となります。

要はメンクリにかかるお金の負担を一般的に3割のところを1割に抑えることができる制度です。
長期的に病院へかかっている人は利用したい制度ですね。
【傷病手当金】
傷病手当金は、正式には健康保険傷病手当といいます。
同一の傷病が原因で連続して休職期間が3日以上ある場合、4日目以降の休みについて傷病手当金が支払われる、健康保険における制度です。休職を初めてからの3日間は待機期間と呼ばれ、その3日には公休日や有給休暇日が含まれてても使えます。
最長で1年6カ月、傷病手当金を受給することができます。その際に支給される額は休業前までの1年間の平均月給額の2/3となります。

休職する予定の方は絶対に申請すべき制度です。
所属している健康保険組合が管轄しているので、聞けば教えてくれて必要な書類など用意してくれます。
【障害年金】
障害年金とは、国民年金に加入している場合は障害基礎年金、厚生年金に加入している場合、障害厚生年金と呼ばれます。それぞれ受給条件を満たすことによって支給される年金です。
支給金額については、国民年金加入者は障害の程度(その傷病が日常生活にどれくらい影響を与えるか)によって変わります。
障害の程度は判定次第ですが、一定期間以上働いていれば受給要件は自然と満たせるので安心です。年金制度は国民のための社会保障制度です。ためらわずに市町村の年金窓口に相談しましょう。
【失業保険】
失業保険は、離職後、就職する意思と能力があることが前提に90~360日間支給される雇用保険制度です。支給期間は、傷病、妊娠、出産、育児などの事情がある場合には最長3年まで延長可能です。
退職した職場から発行された雇用保険被保険者離職票をハローワークに提出すると、申請し失業保険の受給の可否、支給額の決定がなされます。基本手当日額は離職前の給与を計算式に当てはめた額の50~80%が一般的です。
離職理由が”自己都合による退職”なのか、”特定理由離職”なのかは重要です。傷病などでやむを得ず退職した場合は”特定理由離職者”となります。
特定理由離職者は離職する前の1年間のうち6カ月以上の被保険者期間があれば失業保険給付の対象となります。自己都合による退職の場合は2年間で12カ月以上の被保険者期間が必要です。
うつ病で退職した場合、就職する意思はあっても能力があるのかということが問題となります。これについてはハローワークでしっかり相談してみてください。

とりあえず離職票を持ってハローワークにGOでOKです。うつ病の診断書があればなお良しで特定理由離職者と判断しやすく話がスムーズに進みます。
これらを知っているか知らないかで受けられる恩恵が全く変わってきますので、必ず把握して利用出来るものは全て利用しましょう。
まとめ
うつ病を経験した僕は心の安定が、人生において何より大事だと思いました。
心が安定していれば、仕事も頑張れるし、全てにおいて前向きに取り組めるようになります。
無理をして心が壊れてしまう前に、少し休みましょう。
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