
人生って長いなぁ…
後何十年も仕事して生きるのは人生ハードすぎだろ…
人生100年時代とかマジ勘弁してください…
うつ病になった僕が日々感じている事です。
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
うつ歴4年のHSPうつブロガー
この悩みに共感して下さった方はメンタルに不安を抱えていないでしょうか?
うつ病歴4年の経験を踏まえてまとめてみました。
✔️この記事でわかること
- 人生が長いと思ってしまう原因
- 心が楽になる考え方
- うつ病でも人生を前進させる方法
- うつ病で働けなくなってしまった方へ
僕の経験を元にひとつずつ解説していきます。
「人生って長すぎない?」と思ったあなたは要注意。うつ予備軍かも
人生が長いと思ってしまう原因
早く人生終わりたい気持ちの裏返し
うつ病を発症した当時は

「人生ってなんて長いんだろう…」
正直あと40年も50年もこんなにしんどい毎日が続くと思うと長すぎるし辛すぎるって毎日思ってました。
さらにずっと「希死念慮」という死にたい願望が頭から離れませんでした。
今でもふとした時に頭をよぎったりしますが、治療の甲斐もあり、以前に比べるとかなり良くなり希死念慮が押し寄せることはかなり少なくなりました。
うつ病の怖いところは、毎日が暗いトンネルの中にいるような絶望感があり、自分が何者かもわからなくなってしまいます。

こんなにしんどいくらいなら全て終わった方が楽だと思ってしまうので、死にたい気持ちがふつふつと上がってくるんです。
でも実際死ぬ勇気はないんです。
あと何十年も生きるにはあまりにしんどいけど死ねない。その葛藤との闘いです。
「そりゃ人生長く感じてしまうよな」って感じです。
毎日が退屈でつまらない
うつ病になってから特に感じるのは、楽しい・嬉しいといった感覚が鈍くなって、何かに頑張ることができなくなりました。
やる気も全く湧いてこず、全ての時間がなんとなく過ぎていくだけになり、毎日が退屈でつまらないものになってしまいます。

どう頑張っていいかわからなくなるんですね。
病気する前みたいに「頑張りたい気持ちはあるのに、力が湧いてこず頭が思考停止した状態」から少なくとも2年間は抜け出せずにいました。
この時間って本当に辛いです。
生き地獄のような感覚で、前向きに頑張れない自分を責めてしまって罪悪感で苦しみます。
充実感を全く感じられず、毎日が退屈でつまらなくて気が狂いそうでした。
心が楽になる考え方
人生のピークは人それぞれ
人生はマラソンで例えられる事が多いですよね。
最初からハイペースで飛ばしすぎると、途中でペースダウン、もしくは途中棄権なんてこともあります。

僕のうつ病なんてまさにそうで、飛ばしすぎて途中棄権しました。
他人を比較すると本当にいいことありません。
若くして成功している人と自分を比べて、「同じ歳であんなに成功してるのに自分は…」
とか考え出すとキリがないし、メンタルにも悪い影響を与えます。周りと比べることほど愚かな行動はないなと今なら本気でそう思います。
今自分ができることを、コツコツ頑張る事ができれば、自然と充実感を味わうこともできるようになります。
焦って結果ばかりを目指しても、うまくいかずに余計に凹むだけです。

人生は長い目で見て、マイペースでコツコツと前進するのが最適解だと経験上そう思います。
人生思うようにいかない事の方が圧倒的に多い

個人的な感覚では「人生って楽しい事や幸せな事は2割で、残りの8割はしんどかったり辛かったりするな」と思ってます。
常に2割の幸せのために日々頑張っている感覚ではないでしょうか?
目先のことだけ見てしまうと、辛いことの方が多いわけですから当然しんどくなってしまいます。
【頑張る=いい結果】が実現しないのが世の中ですから、これなら継続して頑張れるなと思えるものを見つけて、得意を伸ばす方に努力していくと、上手くいく確率を上げやすくなるんじゃないかと思います。
うつ病でも人生を前進させる方法
経験をお金に変える
うつ病になってから何も手につかず、やる気も出ず時間だけが過ぎていき、気づけば2年が経っていました。

2年が過ぎた頃にふと思いました。このままだと一生この状況が変わらずずっとしんどいままだ。マジむり…って思いましたね、、
そこで僕が追い詰められて悩んで考えて【楽しめる物をみつけつつお金を稼ぐことにも繋がるものをやってみる】に辿り着きました。
どういうことかというと、
- 文章を書くのが好きならブログ
- ゲームが好きならYouTube配信
- 喋るのが好きなら音声配信
など様々な媒体で発信してみようってことです。
今の世の中は、誰でも発信出来る環境が整っています。
自分が少しでも楽しめることをやりつつ、それが誰かに届いておもしろいと思ってもらえれば、その対価としてお金がもらえます。

「人生の経験がお金に変わるってなんかワクワクしてきた!」追い詰められた僕はここに価値を感じました。
これは会社からもらう給料とは全く別物の感覚で、初めてブログでお金を稼げた時の嬉しさは思っていた倍以上で違う世界の感覚でしたね。
僕も全くの初心者から興味本位でブログを始めて、これまでの経験や好きなことを書いてお小遣い程度ですが、継続してお金を稼げるようになりました。
うつ病でもブログで月1.5万円稼げた話《1人で完結するので最高》
「なんでもやってみないとわからないもんだな」と痛感しています。
未来を良くする事にお金を使う
普段、何にお金を使っているでしょうか?
洋服?お酒?食事?バイクや車?コスメ?アイドル?
生活に欠かせないお金は消費で、贅沢に使うのが浪費になります。
浪費に使うお金を未来をよくするものに使うことを意識すると、いつしか希望を見い出すことができます。
もちろん、趣味や嗜好品としてストレス解消になるならそれは必要な物です。

プラスで、自分の未来をよくするためにもお金を使えるようになると、今よりもっと人生に希望が持てるようになり人生の充実度を高めることが出来ます。
例えば、
- 副業で使用するパソコン
- YouTubeを始めるためのカメラや照明
- 投資信託を始めるための元金
- 自分磨きのためのジム代やエステ代
僕はブログを始めたので、思い切ってMacBookを買いました。未来への投資だと思って20万を使った時は震えました。。

お金を使うことで、未来がよりよくなるようにすれば、後々もっと大きなお金となって戻ってきてくれる可能性を僕は信じています。
会社だけに依存してると、僕のように職場でうつ病になってしまうと、他に逃げ道がなく家族にも散々迷惑をかけてしまいます。
そうならないように、早くから他の選択肢を準備していれば最悪の事態にも冷静に対応することができるので、心の余裕が全然違ってきます。
家族を背負っている方には特に選択肢が多いに越した事はありませんから。
うつで働けなくなった方へ
うつ症状専門の就労移行支援
うつ病で会社を退職せざるを得なくなってしまった方へ、うつ病専門の就労移行支援をご存知でしょうか?
うつ病のようなメンタルに不安を抱える方に向けて、再就職をサポートしてくれるサービスがあります。

ただでさえ大変で、かなりのエネルギーを使う就職活動を、うつを抱えた状態で乗り越えるのは至難の技ですよね。。
うつ病専門の就労移行支援では、うつ病を専門に扱っているのでサポートから就労プログラムまで、利用者の不安を先回りして準備してくれていて、心強い味方になってくれます。
利用者は無料で使えるのも安心ですし、受け入れる企業側もうつに理解がある企業になっているので、うつ病だということを隠す必要もなければ、無理して背伸びする必要もありません。
ありのままの自分を受け入れてくれる会社を探すにはいい環境になります。
うつ症状専門の就労移行支援【atGPジョブトレ うつ症状コース】でもう一度一歩を踏み出すきっかけにしてみてください。
退職後のお金の不安を解消する制度まとめ
【自立支援給付による精神通院医療】
2013年から施行されている、障害者総合支援法の自立支援給付という制度は、通院による精神医療を継続的に要する病状を持つ人に対して自立支援医療費を支給する制度です。これは、日本の障害者福祉施策の中に位置づけられています。
この給付を受けるには市町村の福祉関係窓口で申請書をもらい、記入・提出します。その際、医者の診断書や障害年金の受給証明書などが必要となります。
具体的な給付内容は、原則としてその疾患にかかる通院での精神医療の月額の9割が公費負担となり、対象者は1割負担となります。その1割負担が高額になる場合は世帯単位の所得により対象者の負担額には上限がつくので、安心して通院治療を受けることができます。
【傷病手当金】
傷病手当金は、正式には健康保険傷病手当といいます。同一の傷病が原因で連続して休職期間が3日以上ある場合、4日目以降の休みについて傷病手当金が支払われる、健康保険における制度です。休職を初めてからの3日間は待機期間と呼ばれ、その3日には公休日や有給休暇日が含まれててもかまいません。
仕事を休職する際には覚えておきたい制度ですが、退職後も同じ傷病が理由で療養を続け、仕事に就けない場合、最長で1年6カ月、傷病手当金を受給することができます。その際に支給される額は休業前までの1年間の平均月給額の2/3となります。今までの月給の2/3が支給されるのは働いていないことや、治療にどれだけの期間が費やされるのかわからないことを考えると、これまで同様の出費はできないにせよ、あるのとないのとでは大きな違いと言えます。
【障害年金】
障害年金とは、国民年金に加入している場合は障害基礎年金、厚生年金に加入している場合、障害厚生年金と呼ばれます。それぞれ受給条件を満たすことによって支給される年金です。
支給金額については、国民年金加入者は障害の程度(その傷病が日常生活にどれくらい影響を与えるか)によって変わります。
1級は年額約97万円、2級は年額約78万円となっており、子どもがいる場合は加算があります。障害厚生年金については障害の程度により1級から3級までの等級があり、定められた平均標準報酬月額と厚生年金の加入期間によって算出されますので一律ではありません。
配偶者がいる場合、要件を満たせば加算があります。また、厚生年金加入者は国民年金の第2号被保険者でもありますので、障害厚生年金の1、2級に該当する場合は要件を満たせば障害厚生年金と同時に障害基礎年金を合わせて受給できることになります。事業所で就業している場合、厚生年金保険料は給与から天引きされているので納入漏れがありません。
障害の程度は判定次第ですが、一定期間以上働いていれば受給要件は自然と満たせるので安心です。年金制度は国民のための社会保障制度です。ためらわずに市町村の年金窓口に相談しましょう。
【失業保険】
失業保険は、離職後、就職する意思と能力があることが前提に90~360日間支給される雇用保険制度です。支給期間は、傷病、妊娠、出産、育児などの事情がある場合には最長3年まで延長可能です。
退職した職場から発行された雇用保険被保険者離職票をハローワークに提出すると、申請し失業保険の受給の可否、支給額の決定がなされます。基本手当日額は離職前の給与を計算式に当てはめた額の50~80%が一般的です。
この際、離職理由や雇用保険の被保険者であった期間が勘案されます。離職理由が”自己都合による退職”なのか、”特定理由離職”なのかは重要です。傷病などでやむを得ず退職した場合は”特定理由離職者”となります。
特定理由離職者は離職する前の1年間のうち6カ月以上の被保険者期間があれば失業保険給付の対象となります。自己都合による退職の場合は2年間で12カ月以上の被保険者期間が必要です。
うつ病で退職した場合、就職する意思はあっても能力があるのかということが問題となります。これについてはハローワークでしっかり相談しましょう。
傷病が理由ですぐに就職できない場合、求職の申し込みはできますが、失業保険の基本手当の対象とならず、求職申込日から15日以上傷病で就職できない場合、雇用保険の「傷病手当金」の対象になり得ます。これは、前述した健康保険の傷病手当とは全く別のもので、同時に両方を受給することはできません。
これらを知っているか知らないかで受けられる恩恵が全く変わってきますので、必ず把握して利用出来るものは全て利用しましょう。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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