
うつ病で休んでたけどそろそろ働かないとなぁ…
また就職活動して新しい職場で働くのは不安すぎ…
人間関係も一から築くのは大変なんだよなぁ…
このような疑問にお答えします。
うつ病で苦しんだ方、まずは本当にお疲れ様です。
結論、フリーランスとして再出発する道を模索してみるのもアリです。
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
うつ歴4年のHSPうつブロガー
うつ病を経験した今だからこそ思うのが、フリーランスとしての働き方がうつ病や対人関係でつまずいた人には特に向いていると感じています。
だからこそ僕もフリーランスへ向けてブログ活動しています。少しずつですがお金も稼げるようになってきました。
うつ病でもブログで月1.5万円稼げた話《1人で完結するので最高》
この記事ではうつ病から仕事復帰するならフリーランスで再出発もアリだと思う理由とその方法についてまとめました。
✔️この記事でわかること
- うつ病から社会(仕事)復帰するなら
- 仕事復帰するならフリーランスを目指すのもアリ
- フリーランスで再出発するなら
- うつ病でまだ一歩踏み出す勇気が出ない方へ
ひとつずつ解説していきます。
うつ病から復帰して会社組織で働くのはハードすぎる…どうすべき?
うつ病から社会(仕事)復帰するなら
自分が勝てるステージはどこか?
僕はうつがひどく一時期家から全く出られず、誰にも会いたくなくて引きこもっていた時期がありました。
引きこもってしまう人の多くが、会社や組織で働くことに向いておらず、人間関係などで消耗してしまっている場合がすごく多いなと感じました。

この場合、能力の高い低いではなく、向き不向きの問題だと気づきました。
自分の適性を知り、働く環境を変えるだけで、自分の能力を生かしパフォーマンスを出せる仕事が必ずあるはずです。
苦手なことはやらない決断を
自分が苦手に感じていることを紙に書き出してみましょう。(スマホのメモでもOK)
例えば、僕の場合
- 通勤電車
- 大人数での会議
- 取引先へ接待
- 付き合いのムダな残業
- 休日ゴルフ
- 会議のための会議
- 何に使われるか不明な社内資料作成
などなど、僕が苦手でやりたくないのは大体この辺りです。
結局、会社という組織に属していると、ピラミッド型の上下関係により、全て上から指示された通りに動かなければいけませんよね。

やりたくないと思っても、自分にそれを決める権限が与えられないですから。
言われたことを素直に何の疑問も持たずにこなせる性格でないと、会社ではかなりのストレスを感じてしまいます。
なぜならそういう方は、自分の頭で考えることができて、ひとつひとつに疑問を持ってしまうからです。
- この仕事に何の意味があるんですか?
- この資料は何に使うんですか?
- 会議のための会議ってムダすぎますよね?

正直会社員やっていたら、この辺にいちいち疑問を持っていたらやってられませんよね。
でも信念を持っている人は、ここをスルーすることが出来ずにストレスを溜め込んでしまうんです。
だからこそ、無理に我慢せずにやらないリストを作成して、自分自身を開放してあげるための行動が必要になってくるんです。
仕事復帰するならフリーランスを目指すのもアリ
人間関係を選べる
フリーランス最大のメリットは、人間関係を選べるところに尽きます。
会社では絶対に不可能だった、【苦手な人とは関わらなくていい】ということが実現できます。

人間関係がどんな仕事よりも一番消耗するし、しんどくないでしょうか?
このストレスを軽減させるだけでも、人生が今より豊かになる確率がグッと上がるはずです。
フリーランスは、成果物での評価になるので、社内政治やゴマすり太鼓持ちのような人間関係スキルは必要ありません。
フリーランスは成果を出してその対価としてお金をもらう仕組みになっていますから、スキルと最低限のビジネスマナーさえあれば、全く問題ありません。
まして一度会社員として組織で働いた経験がある方なら、なおさら何の問題もないでしょう。
仕事を選ぶことができる
先ほども書きましたが、会社員は仕事を選ぶことが出来ません。
部署や業務範囲を決められ、任された仕事をこなしていく必要があります。
例えば営業だったら、得意先の担当者が人間的に合わなくても、我慢して話をしなければいけませんし、説明のためのプレゼン資料をいくつも作成しなければいけなかったりします。

そういう仕事が好きで楽しいならいいですが、苦手な人がやるとストレスしかない業務ですね。
フリーランスだと、自分の強みだけを生かした分野で仕事をすることができるので、消耗具合も自分で調整することが可能になります。
内容も量もコントロールできると、ストレスはかなり軽減し、自分のペースで進められるメリットがありますね。
ただし、フリーランスはクライアントからの信頼を勝ち取るまでは、量も質も高い成果を出さないと継続して仕事がきません。

最初は選んでられない時期もあると思いますが、ここを乗り切ればフリーランスとして盤石になっていきますね。
1人で仕事が完結できる
フリーランスは基本的に仕事を1人で完結させることが可能です。
会社の組織では絶対に不可能です。
クライアントの依頼を受け、成果物を提出してその対価としてお金をもらうというシンプルな構図です。

逆に会社だと、この話は営業部、これは技術部、これは開発部、これは品質管理など組織では部署が細分化されていて、必ず社内での調整が必要になってきますよね。
自分だけがどれだけ早く仕事を終わらせようとしても、各部署の協力なくしては成り立ちません。
この辺りの社内調整力がある人は出世していきますが、おそらくこの記事を読んでくださっている方は、苦手や苦痛に感じているのではないかと推測します。
だからこそ、自分1人で完結させられる仕事をすることによって、自分自身を社内調整(人間関係)から解放してあげられる唯一の方法になりますね。
フリーランスで再出発するなら
IT関連のスキルを身につける
- プログラミング
- ブロガー
- WEBマーケティング
- 動画編集
今やフリーランスをするにあたって、ITスキルは避けては通れない状況になっています。
これだけITが人々の暮らしに浸透してきているにも関わらず、IT業界は慢性的な人手不足に陥っています。

ITというと、プログラミングやブログなど身につけなければいけないスキルが難しそうですが、今の情報社会ではそれほど高いハードルではなくなってきています。
プログラミングならプログラミングスクールで基礎から学べる環境がたくさんありますし、ブログや動画編集などは、それこそ無料でネットの情報やYouTubeでいくらでも学ぶことが出来ます。
時間や会社に縛られない自由な働き方を実現するためには、まずは、最低限のスキルを身につける行動を開始することで、あらゆる可能性が広がっていきますからね。
プログラミング
ブログ
僕はブログにハマっているので、コツコツと今後も続けていきます。
ブログに興味ある方は、下記記事で詳しく解説しています。
》うつ病でもブログで月1.5万円稼げた話《1人で完結するので最高》
WEBマーケティング
動画編集
クリエーターズジャパンでは動画編集スキルを学べます。
一番の特徴は最終着地をフリーランスに設定してくれているところです。
ただ動画編集のスキルを学んだだけだと、

で、どうやって仕事を受注すればいいの?
って問題にぶち当たると思いますが、クリエーターズジャパンなら案件(仕事)を受注するところまでの導線があるので、フリーランスとして独り立ちするところまで学べます。
動画編集の需要もまだまだピークは迎えておらず、これから始めても全く遅くありません。
仕事がなく、「営業活動を頑張らないといけない」というキツイ状況にもなりにくい伸びしろがあるスキと言えます。
》最短1ヶ月で動画編集スキルが身につく!【クリエイターズジャパン】無料相談はこちら
フリーランス向け求人で仕事を探す
1度スキルを身につけてしまえば、あとはそのスキルを買ってくれるクライアントに価値を提供できれば、継続的にお金を稼ぐことが出来ます。

今では昔に比べフリーランスの人口も格段に増えていて、フリーランス向けの仕事求人もどんどん増えています。
あなたが勝負できるステージを探して、スキルを磨いて価値を提供していきましょう。
とはいえ、いきなり100点は誰も取れませんから、やりながら徐々に点数をあげていく感覚で「まずはやってみる」精神で道は開けていきます。
まずはフリーランス求人にどんな仕事があるのか、自分にも出来そうな仕事があるのかをチェックするだけでも大きな一歩になりますね。
》日本最大級クラウドソーシング クラウディアでどんな仕事があるか見てみる
無理なく継続できるものに絞る
身につけたいスキルと継続していけるスキルは別かもしれません。
プログラミングやってみたいけど、いざ仕事を始めてから苦痛に感じたら方向転換しなければなりません。プログラミングならスクールで体験した段階で大体わかると思います。

要は、自分にとってそこまで苦痛なく継続できることに絞ってやっていくのが、何より重要になります。
フリーランスは自由な働き方が選べる分、しっかり結果を出さないと仕事が長続きしません。
惰性でも会社にさえ行けば給料がもらえる会社員とは違います。
自分が苦痛なく、楽しめるようなスキルを身につけておかなければ、後々こんなはずじゃなかったと後悔する可能性があるので、注意しましょう。
うつ病でまだ一歩を踏み出す勇気が出ない方へ
うつ症状専門の就労移行支援
うつ病で会社を退職せざるを得なくなってしまった方へ、うつ病専門の就労移行支援をご存知でしょうか?
うつ病のようなメンタルに不安を抱える方に向けて、再就職をサポートしてくれるサービスがあります。

ただでさえ大変で、かなりのエネルギーを使う就職活動を、うつを抱えた状態で乗り越えるのは至難の技ですよね。。
うつ病専門の就労移行支援では、うつ病を専門に扱っているのでサポートから就労プログラムまで、利用者の不安を先回りして準備してくれていて、心強い味方になってくれます。
利用者は無料で使えるのも安心ですし、受け入れる企業側もうつに理解がある企業になっているので、うつ病だということを隠す必要もなければ、無理して背伸びする必要もありません。
ありのままの自分を受け入れてくれる会社を探すにはいい環境になります。
うつ症状専門の就労移行支援【atGPジョブトレ うつ症状コース】でもう一度一歩を踏み出すきっかけにしてみてください。
退職後のお金の不安を解消する制度まとめ
【自立支援給付による精神通院医療】
2013年から施行されている、障害者総合支援法の自立支援給付という制度は、通院による精神医療を継続的に要する病状を持つ人に対して自立支援医療費を支給する制度です。これは、日本の障害者福祉施策の中に位置づけられています。
この給付を受けるには市町村の福祉関係窓口で申請書をもらい、記入・提出します。その際、医者の診断書や障害年金の受給証明書などが必要となります。
具体的な給付内容は、原則としてその疾患にかかる通院での精神医療の月額の9割が公費負担となり、対象者は1割負担となります。その1割負担が高額になる場合は世帯単位の所得により対象者の負担額には上限がつくので、安心して通院治療を受けることができます。
【傷病手当金】
傷病手当金は、正式には健康保険傷病手当といいます。同一の傷病が原因で連続して休職期間が3日以上ある場合、4日目以降の休みについて傷病手当金が支払われる、健康保険における制度です。休職を初めてからの3日間は待機期間と呼ばれ、その3日には公休日や有給休暇日が含まれててもかまいません。
仕事を休職する際には覚えておきたい制度ですが、退職後も同じ傷病が理由で療養を続け、仕事に就けない場合、最長で1年6カ月、傷病手当金を受給することができます。その際に支給される額は休業前までの1年間の平均月給額の2/3となります。今までの月給の2/3が支給されるのは働いていないことや、治療にどれだけの期間が費やされるのかわからないことを考えると、これまで同様の出費はできないにせよ、あるのとないのとでは大きな違いと言えます。
【障害年金】
障害年金とは、国民年金に加入している場合は障害基礎年金、厚生年金に加入している場合、障害厚生年金と呼ばれます。それぞれ受給条件を満たすことによって支給される年金です。
支給金額については、国民年金加入者は障害の程度(その傷病が日常生活にどれくらい影響を与えるか)によって変わります。
1級は年額約97万円、2級は年額約78万円となっており、子どもがいる場合は加算があります。障害厚生年金については障害の程度により1級から3級までの等級があり、定められた平均標準報酬月額と厚生年金の加入期間によって算出されますので一律ではありません。
配偶者がいる場合、要件を満たせば加算があります。また、厚生年金加入者は国民年金の第2号被保険者でもありますので、障害厚生年金の1、2級に該当する場合は要件を満たせば障害厚生年金と同時に障害基礎年金を合わせて受給できることになります。事業所で就業している場合、厚生年金保険料は給与から天引きされているので納入漏れがありません。
障害の程度は判定次第ですが、一定期間以上働いていれば受給要件は自然と満たせるので安心です。年金制度は国民のための社会保障制度です。ためらわずに市町村の年金窓口に相談しましょう。
【失業保険】
失業保険は、離職後、就職する意思と能力があることが前提に90~360日間支給される雇用保険制度です。支給期間は、傷病、妊娠、出産、育児などの事情がある場合には最長3年まで延長可能です。
退職した職場から発行された雇用保険被保険者離職票をハローワークに提出すると、申請し失業保険の受給の可否、支給額の決定がなされます。基本手当日額は離職前の給与を計算式に当てはめた額の50~80%が一般的です。
この際、離職理由や雇用保険の被保険者であった期間が勘案されます。離職理由が”自己都合による退職”なのか、”特定理由離職”なのかは重要です。傷病などでやむを得ず退職した場合は”特定理由離職者”となります。
特定理由離職者は離職する前の1年間のうち6カ月以上の被保険者期間があれば失業保険給付の対象となります。自己都合による退職の場合は2年間で12カ月以上の被保険者期間が必要です。
うつ病で退職した場合、就職する意思はあっても能力があるのかということが問題となります。これについてはハローワークでしっかり相談しましょう。
傷病が理由ですぐに就職できない場合、求職の申し込みはできますが、失業保険の基本手当の対象とならず、求職申込日から15日以上傷病で就職できない場合、雇用保険の「傷病手当金」の対象になり得ます。これは、前述した健康保険の傷病手当とは全く別のもので、同時に両方を受給することはできません。
これらを知っているか知らないかで受けられる恩恵が全く変わってきますので、必ず把握して利用出来るものは全て利用しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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