
嫌なことがあるとすぐメンタルが病んでしまう…
もっと気楽に生きられたらどんなに楽か…
どうしてこんなに落ち込みやすくてしんどいんだろう…
このような疑問にお答えします。
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
うつ歴4年のHSPうつブロガー
僕も過去にうつ病を発症していて、今も投薬治療中です。人生がかなり苦しい時間になってます。。
実際にメンタルを病んでしまった経験から、メンタル落ち込みやすい人の特徴と対処法についてまとめました。
✔️この記事でわかること
- 落ち込みやすい人の特徴と思考
- メンタルが病んでくると出る症状
- メンタルが辛い時の3つの対処法
- うつで働けなくなってしまった方へ
ひとつずつ解説していきます。
【うつ病歴4年の経験者】メンタルが落ち込みやすい人の特徴と対処法
落ち込みやすい人の特徴と思考
0か100か、白か黒かの2択
落ち込みやすい人ほど、物事に白黒はっきりつけないと気が済まないんですよね。

当然僕もそうですが、自分だけでこだわるならいいかもですが、周りにも同じレベルを要求してしまい、職場などで孤立してしまいがちです。。。
仕事もやりづらくなったり、人間関係がギスギスしたりして、どんどん追い詰められてしまいます。
仕事でも何でもそうですが「デキる人もいればデキない人もいる」人それぞれ価値観も違うので自分の物差しだけで判断しないように考える必要がありますね。
完璧にやらなければやる意味がない
「全てを完璧にやらなければ、そもそもやる意味がない」と捉えてしまうと、たちまち疲れて果ててしまいます。

世の中のほとんどのものは完璧ではありませんし、完璧を求められる物の方が少ないですよね。
理想を持ちつつ失敗を重ねながらいいものにしていくという柔軟な思考になれないと、本人が苦しむことになります。
高すぎる理想は、自分を苦しめる一番の要因になってしまいます。
他人に頼れない(頼りたくない)
病んでしまう人は、他人に対してうまく頼ることが苦手な人が多いですね。
人に甘えられないんです。というか甘え方を知らないって感じです。
頼ることは相手に迷惑をかけるんじゃないかと遠慮してしまう場合も多いですね。
困ったことがあっても周りに相談出来ずに、メンタルを病んでしまうまで自分1人で抱えてしまったりします。
普段から何でも相談出来る人間関係を作っておくのが大事ですね。
起こってもいない未来に考え込んでしまう
これも悪いクセで、いつも未来に悲観していませんか?
- 今の仕事で失敗してしまうんじゃないか…
- 人間関係が辛くて会社辞めたいけど不安で動けない…
- 老後のお金が足りなくて困るんじゃないか
- 子供の教育費をしっかり準備できないんじゃないか…
- 今の会社で出世なんてできないだろな…
まだ何も起こってないし、未来は何も決まってないんですが。

未来はこれから自分次第で変えられるのに、今のツラい時間がこのまま一生続くんじゃないかと考え込んでしまいます。
今の環境を変えるのも怖いし、このまま現状維持しても良くなるイメージが湧かないことで、絶望感が押し寄せてメンタルを病んでしまいます。
人は希望の光を見出せない時に絶望しますから。
明るい未来を、多少強引にでもイメージする必要がありますね。
メンタルが病んでくると出る症状
不眠症状
メンタルが病んでくると、必ず出る症状が不眠です。
今までのように寝る時間になっても眠れなくなるんですね。

脳がストレスや不安で、ずっと興奮状態になってしまい頭が冴えて眠れないループに入ってしまいます。
過度なストレスを受けると、リラックスする時間がなくなって脳がずっと緊張しっぱなしになるんですね。
でも寝ないともっとしんどくなるので、寝酒をしてでも強引に寝てしまおうとしてる人多いんじゃないでしょうか?
不眠になっているなと自覚したら、すぐに精神科の病院に行くことをおすすめします。
睡眠導入剤も医者から処方される薬の方が、副作用などのケアもしてくれますしその人に合った量も調整してくれます。
市販のものでもいいですが、最初は病院で診てもらうのが一番安心できる方法です。
間違ってもお酒などに頼って寝るためのお酒にならないようにだけ注意しましょう。
うつ病とお酒は本当に最悪の組み合わせだった…【実体験を解説】
説明の出来ない不安感
一度この不安感を覚えてしまうと、ストレスの原因だと思っていたことが解決しても不安感は消えません。

寝ている時以外の全ての時間で、なんとも言えないモヤモヤした不安感がずっと残ってしまい、何をしても楽しい気持ちになれない原因になってしまいます。
この不安感のせいで、それまで趣味などで気分転換していたルーティンも出来なくなってしまうなど心身に大きな影響を与えてしまいます。
これは説明が難しいので、なった人にしかわからないかもですが、常に視界がぼやけてしまうような感覚で体に力が入りません。
少しでも異変を感じたら迷わず病院へ行きましょう。
恐ろしいですよホントに。
拒食か暴飲暴食
メンタルが病むと、拒食か暴飲暴食の症状が出ます。
精神的なストレスを受けると、ご飯が食べられなくなるのはよく聞くと思います。

僕の場合は飲酒量が爆発的に増えたのと、辛い食べ物をめちゃくちゃ食べるようになりました。
元々お酒も辛い食べ物もそんなに好きではなかったのに、別人になったかのように食生活が一変しました。
それでは余計にうつ症状が悪化するのに、メンタルが病んでしまうと感覚が麻痺してその判断も出来なくなります。
急にお酒の量が増えたり強い度数のお酒を飲んだり、これまで食べなかったものを突然たくさん食べ始めたりしたら注意してください。
メンタルが辛い時の3つの対処法
スモールステップ(小さな一歩)に目を向ける
どんなに小さなことでもいいので、あなたにとって少しでも前進したなら思いっきり自分を褒めて認めてあげてください。

「みんなやってるし、自分を褒めるほどのことじゃないでしょ」と思ってはいけません。
絶対に他人と比べずに、過去の自分と比べてください。
常に人生の主役は自分であり、他人のために生きてはいけません。
生活リズムを習慣化する
メンタルが病んでしまう原因に睡眠不足が大きく影響することは、先程書きました。
健康第一とはその通りで、心と体は連動しています。
毎日寝る時間が違うと、体内時計も定まらず体調を崩しやすくなります。
体調を崩すとメンタルに負担がきて、負のループが始まります。
8時間確保する以上に、決まった時間に寝るようにすると自然と眠くなるし、何よりメンタルが安定しやすくなります。
これはぜひ試してほしいと思います。
スケジュールを埋めない
とにかく暇な時間を作りましょう。
どんな時でも一生懸命頑張ることだけが正解ではありません。
人生はフルマラソンと一緒で、ずっとダッシュしていたら必ず失速して限界がきます。

常にスケジュールに余裕を持たせて「ちょっとサボってるんじゃない?」と言われるくらいにしておかないといけません。
メンタルが病んでしまう人は、基本的に責任感が強くて真面目な人が多いので、何も言わなくても頑張っている人が大半です。
だからこそあえてスケジュールを埋めずにゆっくり考える時間や暇な時間を作ることで、自分のメンタルの調子を整えることにつながります。
少し手を抜くくらいでちょうどいいんです。
うつで働けなくなった方へ
うつ症状専門の就労移行支援
うつ病で会社を退職せざるを得なくなってしまった方へ、うつ病専門の就労移行支援をご存知でしょうか?
うつ病のようなメンタルに不安を抱える方に向けて、再就職をサポートしてくれるサービスがあります。

ただでさえ大変で、かなりのエネルギーを使う就職活動を、うつを抱えた状態で乗り越えるのは至難の技ですよね。。
うつ病専門の就労移行支援では、うつ病を専門に扱っているのでサポートから就労プログラムまで、利用者の不安を先回りして準備してくれていて、心強い味方になってくれます。
利用者は無料で使えるのも安心ですし、受け入れる企業側もうつに理解がある企業になっているので、うつ病だということを隠す必要もなければ、無理して背伸びする必要もありません。
ありのままの自分を受け入れてくれる会社を探すにはいい環境になります。
うつ症状専門の就労移行支援【atGPジョブトレ うつ症状コース】でもう一度一歩を踏み出すきっかけにしてみてください。
退職後のお金の不安を解消する制度まとめ
【自立支援給付による精神通院医療】
2013年から施行されている、障害者総合支援法の自立支援給付という制度は、通院による精神医療を継続的に要する病状を持つ人に対して自立支援医療費を支給する制度です。これは、日本の障害者福祉施策の中に位置づけられています。
この給付を受けるには市町村の福祉関係窓口で申請書をもらい、記入・提出します。その際、医者の診断書や障害年金の受給証明書などが必要となります。
具体的な給付内容は、原則としてその疾患にかかる通院での精神医療の月額の9割が公費負担となり、対象者は1割負担となります。その1割負担が高額になる場合は世帯単位の所得により対象者の負担額には上限がつくので、安心して通院治療を受けることができます。
【傷病手当金】
傷病手当金は、正式には健康保険傷病手当といいます。同一の傷病が原因で連続して休職期間が3日以上ある場合、4日目以降の休みについて傷病手当金が支払われる、健康保険における制度です。休職を初めてからの3日間は待機期間と呼ばれ、その3日には公休日や有給休暇日が含まれててもかまいません。
仕事を休職する際には覚えておきたい制度ですが、退職後も同じ傷病が理由で療養を続け、仕事に就けない場合、最長で1年6カ月、傷病手当金を受給することができます。その際に支給される額は休業前までの1年間の平均月給額の2/3となります。今までの月給の2/3が支給されるのは働いていないことや、治療にどれだけの期間が費やされるのかわからないことを考えると、これまで同様の出費はできないにせよ、あるのとないのとでは大きな違いと言えます。
【障害年金】
障害年金とは、国民年金に加入している場合は障害基礎年金、厚生年金に加入している場合、障害厚生年金と呼ばれます。それぞれ受給条件を満たすことによって支給される年金です。
支給金額については、国民年金加入者は障害の程度(その傷病が日常生活にどれくらい影響を与えるか)によって変わります。
1級は年額約97万円、2級は年額約78万円となっており、子どもがいる場合は加算があります。障害厚生年金については障害の程度により1級から3級までの等級があり、定められた平均標準報酬月額と厚生年金の加入期間によって算出されますので一律ではありません。
配偶者がいる場合、要件を満たせば加算があります。また、厚生年金加入者は国民年金の第2号被保険者でもありますので、障害厚生年金の1、2級に該当する場合は要件を満たせば障害厚生年金と同時に障害基礎年金を合わせて受給できることになります。事業所で就業している場合、厚生年金保険料は給与から天引きされているので納入漏れがありません。
障害の程度は判定次第ですが、一定期間以上働いていれば受給要件は自然と満たせるので安心です。年金制度は国民のための社会保障制度です。ためらわずに市町村の年金窓口に相談しましょう。
【失業保険】
失業保険は、離職後、就職する意思と能力があることが前提に90~360日間支給される雇用保険制度です。支給期間は、傷病、妊娠、出産、育児などの事情がある場合には最長3年まで延長可能です。
退職した職場から発行された雇用保険被保険者離職票をハローワークに提出すると、申請し失業保険の受給の可否、支給額の決定がなされます。基本手当日額は離職前の給与を計算式に当てはめた額の50~80%が一般的です。
この際、離職理由や雇用保険の被保険者であった期間が勘案されます。離職理由が”自己都合による退職”なのか、”特定理由離職”なのかは重要です。傷病などでやむを得ず退職した場合は”特定理由離職者”となります。
特定理由離職者は離職する前の1年間のうち6カ月以上の被保険者期間があれば失業保険給付の対象となります。自己都合による退職の場合は2年間で12カ月以上の被保険者期間が必要です。
うつ病で退職した場合、就職する意思はあっても能力があるのかということが問題となります。これについてはハローワークでしっかり相談しましょう。
傷病が理由ですぐに就職できない場合、求職の申し込みはできますが、失業保険の基本手当の対象とならず、求職申込日から15日以上傷病で就職できない場合、雇用保険の「傷病手当金」の対象になり得ます。これは、前述した健康保険の傷病手当とは全く別のもので、同時に両方を受給することはできません。
これらを知っているか知らないかで受けられる恩恵が全く変わってきますので、必ず把握して利用出来るものは全て利用しましょう。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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